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研究会の概要

 我が国では、第2次世界大戦の疲弊から目覚ましい戦後復興が進められ、道路、橋梁、トンネル、交通安全施設、鉄道、空港、港湾、航路標識、公園・緑地、上下水道、河川、砂防などの社会資本(インフラストラクチャー)の整備は、1960~1970年代の高度経済成長期に著しく推進されて現在に至っている。それらの多くが現在では建設後50年前後を経過しており、今後は建設後50年を超えるものが増加していく現状である。
 平成15年(2003年)法律第20号として制定された社会資本整備重点計画法に基づく社会資本整備事業が継続的に進められている。
 そのような背景の下で、平成24年(2012年)12月2日に、1975年に完成した中央自動車道笹子トンネルにおいて天井板が落下した事故などを踏まえて、平成25年1月には国土交通大臣を議長とする「社会資本の老朽化対策会議」が設置されている。社会資本の老朽化が進む中で、「国民の命を守る」観点から、社会資本の戦略的な維持管理・更新を推進する必要性が強く認識されている。平成25年を「社会資本メンテナンス元年」として、社会資本の老朽化対策に対する総合的・横断的な取組みが進められている。
 常温金属溶射システムは、主として鋼構造物の腐食を抑制して長寿命化を図る技術として開発され、新設される鋼構造物に適用された多数の施工実績を有しており、それらの実績において長期間にわたる有効性が実証されている。
 社会資本のメンテナンスによる老朽化対策が推進されている現代においては、常温金属溶射システムが構造物のメンテナンスにおいても有効な技術として位置づけられている。
 本会は、金属溶射の中でも特に安全性や施工性および耐久性に優れる常温金属溶射に特化して、技術の維持と改善をめざした研究開発を進めるとともに、その的確な普及展開を図るために適切な施工と施工管理を可能とする資格者の認定を推進している研究団体である。




参加企業・団体


研究会の沿革

2000年(平成12年)4月 「土木構造物常温溶射研究会」として発足(会員16社)
斉藤良算(元(社)日本橋梁建設協会防食部会長)が会長に就任
2001年(平成13年)4月 「鋼橋の常温溶射設計・施工マニュアル(案)」初版を発行
2001年(平成13年)8月 上記マニュアルに基づく技術セミナー・資格認定講習会を開始
(2001年は全国7地区で開催、2002年~2008年は東京・大阪・福岡で開催、2009年以降は東京・大阪で開催)
2002年(平成14年)4月 「常温金属溶射による鋼橋の補修設計・施工マニュアル(案)」を発行
2003年(平成15年)4月 「鋼橋の常温溶射設計・施工・補修マニュアル(案)」を発行(上記2つのマニュアルを統合)
2003年(平成15年)5月 山下文隆(大日本塗料(株)代表取締役)が会長に就任
2004年(平成16年)5月 「鋼構造物常温溶射研究会」に名称変更
池田甫(元日本道路公団試験研究所所長)が会長に就任
(財)日本建築センター「建設技術審査証明(建築技術)」を取得(登録番号 BCJ-審査証明-52)
2004年(平成16年)10月 国際会議IABMAS’04京都にて研究成果を発表
(社)日本鋼構造協会第27回鉄構塗装技術討論会にて研究成果を発表
2005年(平成17年)4月 (社)日本道路協会編「鋼道路橋塗装・防食便覧」に常温金属溶射技術が初採用
2006年(平成18年)4月 「鋼橋の常温溶射設計・施工・補修マニュアル(案)」を改訂発行
2006年(平成18年)7月 国際会議IABMAS’06ポルト(ポルトガル)にて研究成果を発表
2006年(平成18年)10月 国土交通省「NETIS」(新技術活用システム)に登録(登録番号TH-030026)
2008年(平成20年)7月 国際会議IABMAS’08ソウル(韓国)にて研究成果を発表
2009年(平成21年)4月 「鋼橋の常温溶射設計・施工・補修マニュアル(案)」を改訂発行
2010年(平成22年)7月 国際会議IABMAS’10フィラデルフィア(USA)にて研究成果を発表
2010年(平成22年)8月 技術セミナーを(一社)建設コンサルタンツ協会CPDS(継続学習制度)として認定 (以後、継続認定)
2012年(平成24年)7月 国際会議IABMAS’12コモ(イタリア)にて研究成果を発表
2014年(平成26年)3月 (公社)日本道路協会編「鋼道路橋防食便覧」に常温金属溶射技術が継続採用
2014年(平成26年)4月 「鋼橋の常温溶射設計・施工・補修マニュアル(案)」を改訂発行
2016年(平成28年)10月 (一社)日本鋼構造協会第39回鉄構塗装技術討論会にて研究成果を発表
2017年(平成29年)6月 近藤照夫(ものつくり大学名誉教授)が会長に就任
2018年(平成30年)4月 「鋼橋の常温溶射設計・施工・補修マニュアル(案)」を改訂発行
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